「抱きしめて」

 

会いたいよひと目だけ        あの頃と違うから

泣きたいよ枯れるまで        二度とにじんで見えぬよう

信じてたいつも

恐れることもなかった

 色づく街に幻もとめた       気付けば色あせた東京(まち)

 

大好きな人が            泣いているとき

言葉などいらぬ           ただ抱きしめて

 

寄り添っているだけで

笑い合うだけでいい

色褪せる思い出が 

こんなはずじゃなかったのに

抱えてた夢だけは          あきらめないでずっと

求めたものが違った        

笑うことも忘れてた

 

大好きな人が            泣いているとき

言葉などいらぬ           ただ抱きしめて

 

会いたいよひと目だけ        あの頃と違うから

泣きたいよ枯れるまで

二度とにじんで見えぬよう

 

大好きな人が泣いているとき

言葉などいらぬ           ただ抱きしめて